お別れ

身内の話ですので、最初から折りたたみます。
ハートの方、タイトルの意味がわかる方向けです。

１１月３０日、ミニさんが引退するということで送別会を行いました。
私は用事があったため、１０時過ぎのログインとなってしまい途中参加になりました。
この日ばかりは、お空の活動はお休みさせていただきました。


ユグホトの温泉でお話したり、９９印章ベヒーモス戦に挑んだりする企画でした。
私がナイトに着替えて到着したとき、ＢＣに入る直前でした・・・
集まったメンバーは推定３０人前後、とても大きな送別会でした。


ベヒーモス戦、適当な構成で、適当な作戦で、みんなでワイワイ楽しみました。
落ち着いてきたころちょっとマラソンしたりマジメに戦ったりしてみました。それでもメテオで死者続出。でも辛さとか一切無く、みんなすごい楽しんでいました。


メテオが降るたびに、死者続出、それでもレイズ１で起き上がり、保険が６０００近く減った人、レベルダウンまでした人、本当にいっぱいいました。
一生懸命、最後の時間をすごしました。


ベヒーモスを６割ほど削ったところで時間切れの強制退出、そのあとホルレーの温泉でお話しました。
そのときにはもう、１１時３０分。来月は課金していないので、日付変更に伴い強制ログアウトというコトでした。


みんなそれぞれ、一緒にＳＳを撮ったり、自作のポエムを送ったり、最後の時間をすごしました。

そして、夕方に・・


ヴァナ０時と、日付変更が同じだったので、お別れの時間が近くなってきたことがわかります。
そして、最後の夕日をバックに、各々最後の言葉をかけました。


でも、私からは何も言えませんでした。

ミニさんとは、お昼にログインして二人っきりだったときに、人生相談とか悩み相談を聞いてもらったりしてもらっていました。
本当に、将来こんな職業でやっていけるのか。同じ年齢の友達が働いてるのに、遊んでていいのか・・そんな悩みをミニさんはしっかり答えてくれました。
ヴァナで、唯一相談事をした相手だったかもしれません。

そんな方なのに、いいたいことがたくさんあったのに、祝福の言葉さえかけてあげられませんでした。
言いたいことが溢れて、それなのに何も言えなくて・・



一つの命が誕生する代わりに、一つのデータが消えるだけ。そのデータが消えるから、私達の接点が消える。ただそれだけのことなのに・・

そして夜になり、日付が変わり、ミニさんはログアウトする前に最後にサンドへと帰りました。
そして、日付が変わって１５分後くらいたったとき、強制ログアウト・・・お礼を言うことも、祝福を述べることも出来なくなってしまいました。

顔も知らない相手。ただのチャット相手。そう思って割り切ろうと思っても、割り切れないものがあります。
ただのチャット相手なのに、涙が止まりませんでした。涙もろいというわけでもないのに


こうやって、いつかみんなバラバラになっていくんですよね。
いつか、きっと今話をしている人たちとも、話せなくなる日が来る・・
急に、怖くなりました。すごい怖くなりました。
いつか、この日常が崩れ去り、会話さえ出来なくなってしまう日が、確実に来ることを・・


リンクシェルコミュニティにも、もうミニさんのデータはありません。
名前だけ残っていて、個人情報は消え去ってしまいました。
後に残っているのは、私の中の思い出と後悔のみです。


１日経った今でも、昨日を思い出しこの文章を書いてるだけで、とても辛い気持ちになります。

まだダンナさんのほうが、１２月いっぱいログインしているので、引退される前に伝言をお願いしたいと思います。


「ありがとう」と、「おめでとう」と、「またどこかで会いましょう」の３つを。精一杯のお礼の気持ちを込めて。